勝手気まま。 -3ページ目

良く聞かれる。

歩いているとよく呼び止められる。たとえどんなに周囲にひとがたくさん居ても、何故かまっしぐらに向かってくる。そして何かを尋ねられたり、紹介されたりする。

 

今日赤羽橋のあたりを歩いていたら、わたしが追い越した若い男性が後ろから駆け寄ってきて、

「下北沢って、どっちですか?」

と尋ねられた。

 

正直わたしは方向音痴だ。そもそも東西南北の把握が出来ない。そして上京四年目になろうとしているのに、職場と自宅と友人の家のある駅くらいしか行き来せず、殆ど都内の様子がわかっていない。だから下北がどっちか、って言われても非常に困る。いや、先週スープカレー食べに友人たちと出かけたばかりなんだけどもさ。

 

「こ、ここからは遠いので地下鉄を利用されたほうが……」

 

もう全然答えになってないし自分。とりあえず赤羽根橋駅から、渋谷まで行って乗り換えたら? ということをしどろもどろに説明すると、お兄さん、手元から地下鉄路線図を出して。

 

「駅はどこにありますか?」

 

た、確かこのあたり、というところを探してやっと発見。これですこれです、とまるで探していたのが自分であるかのような勢いで説明し、じゃ、あの信号左手に駅がありますんで、と別れる。

 

……あ、信号一つ渡るんだった!

と気がついた時には後の祭り。お兄さんに一本間違って教えた気がする。とてもする。すっごくする。

 

……あのお兄さんが無事目的地に辿り着けましたように……。ああもう、ごめんなさい……。

 

トモダチのモトカレ。

一年位前かな。

「携帯の着信音、お前だってすぐわかるように変えたいんだけど」

と親友が当時の彼氏さんに言われたそうで。

 

「『ザクとは違うのだよザクとはッ!』っていう着声にしていい?」

 

親友は断ったらしいけど、わたしはその話を聞いて大爆笑。そういう特別扱いがアリなのか……。男性って奥が深いわ(そういう話なのか?)

 

本日親友と電話していて、彼女の今の彼氏さんが突拍子も無い、という話から、お互いふと思い出したので、書き留めてみる。

うがー。

帰宅途中、見知らぬおじさんが、すれ違いざまにこちらを振り向き、

「うがーっ!!」

 

死ぬほど吃驚ですよ。ああ、職場で話したらまたきっと「ネタ遭遇」って言われるな……。

(だったら話さなきゃいいんだけど、怖いやら可笑しいやらで誰かに話さずには居られない)

愛の交換日記。

帰宅途中本屋に寄ったら、レジの上に吾妻ひでお氏の『失踪日記』が平積みに。ええええ、失踪してたの? 全然知らなかった……。手にとってぱら見したかったけれど、閉店間際でレジ前は慌しく、叶わず。か、買おうかなあ、来週あたり、買っちゃおうかなあ……。

 

で、吾妻さんと日記、といえば我が家ではコレ。

著者: 新井 素子, 吾妻 ひでお
タイトル: ひでおと素子の愛の交換日記

 

毎度毎度(失礼ながら)素っ頓狂な交換日記。そもそも編集者の秋山さんを交えて三人で交換日記しているようなものだし。交換日記といいながらも、内容まったく噛み合っていなかったりするし。その無茶っぷりが大好きなんだけど。

 

これも廃刊にされていたのだけれど、古本屋で文庫全巻綺麗な状態で発見して即買い。にも関わらずその後、ネットの古本屋で単行本版も見つけてしまい、そっちも買ってしまったという阿呆っぷり。あとがきとおまけページが読みたくてね……。あんまりオプションとかにこだわらないほうなんだけれど、この二人の無茶っぷりを見逃すのがあまりにも惜しくて。

 

そもそも、漫画家と小説家で交換日記しましょう、と言っておいて、テーマが「絵にかけないような小説を書く」だとか、「ナメクジ」が嫌いだから世の中から「ナメクジ」という表記を抹殺しよう、だとか、そのあたりですでに無茶。そしてその状態で交換日記が成り立っているんだからさらに無茶。

 

それにしても無茶を極めて、とうとう追い詰まって失踪しちゃったのかしら吾妻さん……。やっぱり、決めた。来週あたり『失踪日記』、買ってこよう。

自分勝手な予測。

PHS定額通話がとうとうリリース

 

実は(特定の相手とだけだけど)長電話魔なのでありがたいサービス、なんだけど……今はもう友人たち皆、携帯になっちゃったからなあ……。今もむかしも一番電話で話す友人も、とうとう携帯にしちゃったし。

 

それでもこれはかなり画期的。携帯は同キャリア同士でも3つの指定番号まで半額、が今の精一杯だし。AirHユーザは新規顧客どのくらい伸びるか、今後が楽しみ。といいつつ自分は今月末で解約予定だけど……。機会があったらまた契約したいなあ、通話料的には。

 

最近はIP電話の普及もあって、電話業界もかなり大変そう。そうすると結局は価格比較や提供エリアに加えて、サポートサービスの質? これはここ数年ずっと言われていることではあるけれど、落ち着くところはここなんだろうなあ、というのは考えが単純すぎ? いまやISPは毎年「サポート品質の良いISPベスト10」なんかの上位会社が決まってきちゃってるし。IP電話サポートと携帯キャリアのサポートは今後がふんばりどころだと思うのだけれど、それもまた考えが甘いですかね……。

 

サポート業界が好きな身としては、自分の今後の方向性に希望を持ちたいだけかしら。でもまあ、サポート品質をあげていくことを考えるのは、自分のスキルアップと同じ方向なので、見据えてくに越したことは無い、ってことで。